噛み締めがある人、エラが張っている人 舌骨筋トレーニング
口周りの筋肉の機能が整っている状態とは?
○ 唇がリラックスして自然な鼻呼吸ができている
○ 舌は上顎についており、上下の歯は離れている
口周りの筋肉が弱ることで起こる問題
◆ 噛む筋肉が上手く使えなくて噛むのが大変になる
◆ 口呼吸になっている
呼吸は本来鼻呼吸でするものです。鼻呼吸をすることでエアフィルターの役割があり、ほこりやウィルスの侵入を防ぎ、呼吸時に温度調節、湿度調節をします。口呼吸をすることで様々な悪影響がありますが、かぜやインフルエンザの感染リスクが高まり、美容面では顎まわりに脂肪がつきやすくなります。
舌の位置で正しいのは?
舌の位置チェック
姿勢を良くして座った時にあなたの舌の位置はどうなっていますか?
1 上顎に付いている
2 真ん中に浮いている
3 下顎に付いている
筋肉がいい状態なのは、1番の「舌が上顎についている」です。
姿勢が悪かったり、加齢に伴い首の筋肉硬くなることでが顔の様々な筋肉を下に押し下げようとします。その結果、下の付け根の筋肉も下がっているのです。
下にさがっていることで、先ほど述べたような悪影響「口呼吸」や、顔が伸びる、口周りが下がるなどが起こってしまいます。
舌骨筋肉トレーニング
姿勢良く座ってやってみましょう!
両手を胸の前の少し上でクロスし、手のひらで鎖骨を押し下げます。
胸と鎖骨を押し下げながら首を上に向けて真上を見ます。首の前面の伸ばす感じです。
顔を正面に戻して、次は舌を上顎に思いっきり押し付けます(前歯の裏側に押し付けるのではなくて上顎の真ん中です)
そのまま先ほどと同様にクロスした両手で鎖骨を押し下げながら上を向きます。強く引っ張られる感じがしてとても伸びにくいと思います。5秒キープを3回くらいやってみてください。
終わったら一番初めにした舌の位置チェックを行います。舌が上顎につくようになっていますね。これで舌骨筋肉のトレーニング終了です。
簡単ですね。
☆10月14日放送のラジオ、私の番組内の美容セルフケアコーナーでお伝えしたトレーニング方法です。舌がいつも下がっている人は、最初とても引っ張られてやりにくいはずです。でも三日後には痛くなくなりますよ。ぜひやってみてくださいね。